NATURAL THERAPIES OVERSEAS

●IFPAアロマセラピー国際カンファレンス in Scotland●
2018年(IMSI学院長 冨野玲子)

2018年6月、スコットランド・エディンバラで開催された英国IFPAアロマセラピー国際カンファレンスに参加してきました。カンファレンスの様子をレポートします。

エディンバラ・ロイヤルボタニックガーデン

会場のエディンバラ・ロイヤルボタニックガーデンは、1670年に創始された、とても歴史のある薬用植物園。約28万㎡もの巨大な敷地の中に、高山植物や地中海、中国、ネパール、中東など、世界中の植物を見ることができます。100mにも及ぶ巨大なグラスハウス(大温室)には、亜熱帯、熱帯地方の植物が展示されています。ボタニックガーデンを歩いているだけで、植物からダイナミックなエネルギーをたくさんもらいました。こんなに盛りだくさんで、入場無料とは、素晴らしいですネ!

 

ボタニックガーデンを散策していた所、ガブリエル先生のスクール、ITHMA卒業生のMarieさんとバッタリお会いし、園内の素敵なカフェでランチをしました。子連れやカップル、老夫婦など、多くの方が緑の中でくつろいでいるカフェは、居心地が良すぎて、何時間居ても飽きません。

アロマセラピストになることを志して英国に渡った者同士、たくさんのお話で盛り上がりました。

 

IFPAスクールミーティングとスコットランドのパブ

パブのベジバーガー

カンファレンス前日は、植物園の中の会議室で、IFPAスクールミーティングが開催されました。

各校の代表が集まって話し合いますが、遠方で参加できないスクールは「ズーム」というシステムを使って、ビデオ参加ができます。世界中がパソコンで繋がれているなんて、便利な世の中になりましたネ。

英語の聞き取りに集中しすぎて、写真を撮り忘れましたが(笑)、スクールマニュアルの更新や、筆記試験についてなどが話し合われました。高い水準の教育規定を守りながらも、各校がそれぞれの特色を生かした教育ができるよう、様々なサポート体制が整えられていきます。

夜は、ひとりでパブへ行ってみました。ビールの種類が多すぎて全然分からないので、お兄さんにお任せしたら、スコットランドのビールを選んでくれました。とーっても美味しくて、大当たりでした。

夕ご飯は、巨大なベジバーガーをいただきました。ポテトの量が、「UKへようこそ〜!」と言ってくれているみたいです。

 

IFPAアロマセラピー国際カンファレンス

IFPA理事、関係者の方達と

待ちに待ったIFPAカンファレンスの日がやってきました。

イギリス国内はもちろん、ヨーロッパ各国、アメリカ、カナダ、日本、香港、マレーシアなどからの参加者もいて、とてもインターナショナルな雰囲気でした。

IFPAアロマセラピスト同士ですから、初対面でも楽しいお喋りが弾みます。「どこでアロマセラピーを勉強したの?」「どんな仕事をしているの?」と、色々な方が気軽に声をかけてきてくださいました。

 

IMSIのIFPAコース卒業生達と

IMSIの卒業生さんとも合流!

IFPAコース卒業後、ロンドンに渡り、豪華SPAでセラピストとして活躍中のMamikoさんと、同じくコース卒業後、東京のアロマセラピーの会社に就職が決まったみーちゃん。

IMSIで学び、アロマセラピストとしての道を歩まれているお2人と、英国IFPAカンファレンスでお会いできるなんて、本当に感激でした!

 

ガブリエル・モージェイIFPA会長と

カンファレンスの司会進行を務めるのは、私の恩師で、IFPA創始者メンバーの一人、現在の会長を務めるガブリエル・モージェイ先生です。

正に、私の運命を変えた人。

鍼灸と指圧の資格を持つガブリエル先生ですが、現在は、東洋医学の診断で体質や感情面を考察し、漢方の代わりに精油をブレンドし、鍼灸の代わりにアロマセラピートリートメントでツボを刺激していく、独自のアロマセラピーのアプローチを行っています。

まさに東洋の伝統的な医師が行っていた治療のようなことを、アロマセラピーで実現していくのです。「アロマはリラクセーションで病気の方や妊婦には禁忌」と言う当時の日本のアロマセラピーに疑問を持って英国に渡り、ガブリエル先生に出逢ったとき、私は、本当に天地がひっくり返るような衝撃を受け、そこから人生観も変わり、運命も変わっていったのです。(9月にガブリエル先生の来日セミナーがあります。
詳細はこちらから

 

講演紹介

カンファレンスでは、英国内外よりクリニカルアロマセラピストや研究者等が登壇し、アロマセラピーの臨床例や最新情報が紹介されました。それぞれの講演をご紹介していきます。

病院の中での精油の活用
Angela Secretan (アンジェラ・セクレタン)

アンジェラ・セクレタン氏と

エディンバラ西部総合病院(Western General Hospital)と王立医院(Royal Infirmary)の補完療法コーディネーターを務めるアンジェラ氏。

病院でのアロマセラピーの使用でまず重要なのは、明確なガイドライン、そして精油やキャリアオイルの管理もとても重要であり、それらに留意すれば、病院におけるアロマセラピーは大変有効で、緩和ケア病棟、血液内科病棟、入院病棟(主に癌患者)、ティーンネイジャーや若くして癌を患った人へのケア、外来の患者へのケアなど、様々な現場で活用することができるのだそうです。

 

ケアとしては、アロマセラピートリートメント、アロマオイルの塗布、アロマスティックでの吸入、アロマスプレーの使用、ディフューザーによる芳香などが挙げられます。施術部位は、足、脚、手、腕、背中、頭部、顔から患者さんに選んでいただき決定します。病室の悪臭対策にも精油が使われていて、レモングラス&シダーウッド、レモングラス&パチュリ&オレンジ、マンダリン&パチュリ、ラベンダー&ユーカリレモン、マジョラム&レモンといった、フルーティーな香りが好まれています。

アロマセラピーを受けた患者からは「アロマによって救われた」「痛みが軽減した」「リラックスして、看護師が腕に注射針を刺したのを気づかなかった。」「一日中悩まされていた頭痛がなくなった」「1日のうちで最も素晴らしい時間だ」等、日々喜びの声が届いているそうです。

原料に還って~ボトルを超えて、実践を広げよう~
Julie Bruton-Seal (ジュリー・ブルトン・シール)

ジュリー・ブルトン・シール氏

手づくりフラワーエッセンス

「アロマセラピストが仕事で使う倉庫の中は、通常、ボトルの山ですが、たまには一歩外に出てみましょう!」メディカルハーバリストで執筆家でもあるジュリー氏は、自らが撮りためた美しい植物の写真と共に、植物そのままの活用法を紹介しました。

まずは、料理やお菓子作りにハーブを活用することができます。ハーブティーには、自家製フラワーエッセンスを垂らすのも良いでしょう。庭で摘み取ったダンデライオンは、新鮮なうちに瓶に入れてオリーブオイルを注ぎ入れ、浸出油(インフューズドオイル)を作成するのがおすすめです。「自己治癒」という意味を持つセルフヒール(ウツボグサ)は、フラワーエッセンスづくりに最適。自家製のエッセンスは、スポイトでツボに直接垂らしたり、スキンクリームに数滴入れたり、お風呂やフットバスに入れるなど、様々な活用法があります。

 

天然の虫刺され薬

ヤロウの葉は、虫刺され、痒みなどがある場合に、皮膚に直接擦り込みます。

ワイルドなお薬です。

 

ワイルドなフットバス

白く可愛らしいデイジーのお花畑は、そのまま寝転んでお昼寝するのが、一番のリラックス方法。

青く美しいジャーマンダースピードウェル(クワガタソウ)の花は、そのままお湯の中に入れて、ナチュラルでワイルドなフットバスがおすすめです。

 

美しい植物の写真とジュリー氏のナチュラルでワイルドなライフスタイルに、参加者から「羨ましい!」の声が上がりました。

 

「アロマ」をアロマセラピーに戻そう~精油に立ち返る~
Rhiannon Lewis (リアノン・ルイス)

リアノン・ルイス氏

 

医療、スポーツ、教育など、様々な現場で活躍するアロマスティック

クリニカルアロマセラピストとして世界的に知られるリアノン・ルイス氏は、世界の様々な精油に関する研究を蓄積したデータベースを持つ専門家です。リアノン氏によると、アロマセラピートリートメントによる心身の健康増進に対する効果は世界的に知られていますが、トリートメントによる効果なのか、精油による効果なのかは、検証するのが難しいと言われてきました。

しかし最近では、「嗅ぐこと」のみによる精油の効果が臨床の現場でも活用され始めています。例えば、アロマスティックのような道具を使って嗅いで頂くことで、トリートメント終了後も、ずっとその効果を延長させることが可能です。

 

香りを嗅ぐだけで得られる効果

他にも、「嗅ぐこと」のみによる精油の効果には、心身の健康増進、吐き気・不安・ストレス・痛み・眠り・パニック/恐怖症などの緩和、禁煙、更年期によるホットフラッシュの緩和、注意力の向上、酸素供給量の向上、ドラッグ離脱、食欲増進、体重減少、嚥下機能向上などがあり、これら全てに、エビデンスがあります。

 

香りの脳に対する影響はとても繊細なもので、個人の感情や経験、信念、精油の紹介のされ方(ブレンディングの名前なども重要)、季節、文化、性別、年齢などに寄るところも多いが、リアノン氏が公演で最も伝えたいことは、「アロマセラピストは、今よりも、もっと“香り”を活用できる!」と言うことでした。

 

ASD(自閉症スペクトラム障がい)とPDD-NOS(特定不能の広汎性発達障がい)を持つ子ども達へのアロマセラピートリートメント
Lora Cantele (ローラ・カンテレ)

ローラ・カンテレ氏と

自ら自閉症の子どもを育て上げた経験を持ち、スペシャルニーズの専門家であるローラ氏の講演は、他者との交流が困難で、些細なことに敏感で奇声を発し暴れる子どもの映像から始まりました。

このような子どもに関しては、ASD、PDD-NOS、ADHD(注意欠陥・多動性障がい)、強迫性障がい、双極性障がい、ODD(反抗挑戦性障がい)など、様々な可能性が挙げられますが、まずは専門家による正確な診断(同時に2つ以上の障がいが共存していることがある)を受けること、そして医師、看護師、理学療法士、作業療法士など医療スタッフ、セラピスト、教育の専門家などがチームを組み、総合的にサポートしていくことが重要であると述べました。

アロマセラピストとしてこのような子どものケアをする場合、薬の服用、感覚の問題、アレルギー、学校の問題、ルーティン、香りの好き嫌いを確認し、絶対に危害を与えないこと、またそのような雰囲気を作り出すことも重要であるそうです。

アイコンタクトや触れられることが苦手な子どももいます。まずは大きな音を立てたり、部屋を明るくしすぎたりしないように気を付けながら、少しずつアプローチしていくことが重要なのだそうです。

ローラ氏は、ASDやPDD-NOSの子どもの不安の軽減や安眠に勧められる鎮静系の精油として、シダーウッド、ゼラニウム、パチュリ、サンダルウッド、ベティバー、遊びや活動に適した促進系の精油として、バジル、ブラックぺッパ―、グレープフルーツ、メリッサ、ローズマリーを挙げ、様々なシーンで活用できるブレンディングを紹介しました。

トリートメントができない状況では、ディフューザーやアロマスティックなどによる吸入、痛みや皮膚感染症のためのローションやバスジェルなども有効とのことです。多くの子どもたちが、食生活の改善やサプリメント、薬用ハーブとの併用が行われているため、アロマセラピーのみの効果とは言えない場合もありますが、それでも、アロマスティックを嗅ぐだけでパニックや不安症状が軽減したという症例もあり、スペシャルニーズの領域で活動するアロマセラピストを大いに励ます内容でした。

 

絶滅危機にある植物の保全と維持:自然保護に配慮したアロマセラピーの実現
Kelly Ablard(ケリー・アブラルド)

ケリー・アブラルド氏

カナダ在住の植物学者、ケリー・アブラルド氏は、南米ペルーで植物の保護活動を行っています。ケリー博士は、すでにこの世から姿を消してしまった動植物、そして、絶滅危惧種としてリストされている植物を紹介しました。アロマセラピストが使う精油でよく知られているのは、ローズウッド、サンダルウッド、スパイクナードですが、これらは、未だに化粧品のほか、様々な商品を製造するために違法に伐採されているのだそうです。上記の植物に加えて、最近では、アロマセラピストがよく使っているアトラスシダーウッドも、その数が減少傾向にあるとのことでした。

アロマセラピストとしては、まずはリストを確認して状況をよく理解すること、そして、使う精油の種類を見直し、絶滅危惧にある植物をなるべく使わないようにすることが大切です。例えば、スパイクナードの代わりとしてバレリアンやパチュリ、ローズウッドの代わりとしてホーリーフやコリアンダーシード、アトラスシダーの代わりにバージニアンシダーやヒマラヤシダーなど、似ている香りや化学組成を持つ精油で代用することで、絶滅危惧種に指定されている植物を保護することにも繋がるのだそうです。「私たちは、人を癒すヒーラーであるからこそ、地球環境に対して責任を持たなくてはなりません」と、ケリー氏は強く訴えました。

カンファレンスのエンディングは、IFPA創始者メンバーであり、設立当時の共同代表であったイアン・スミス氏とガブリエル・モージェイ氏が、しっかりとハグし、これまでのお互いの功績を讃えながら、これからのIFPAの更なる発展を祈り、とても感動的でした。

講演が素晴らしかったのは言うまでもありませんが、このようなカンファレンスでは、講演者だけでなく、参加者もほとんどが現場で日々活動するアロマセラピスト。休憩時間に、ちょこっとおしゃべりするだけでも、とても興味深いお話が聴け、大きな刺激を受けることができました。

 

卒業生さん達とパブへ

卒業生さん達とパブへ

ボタニックガーデンの周りには殆ど飲食店がないため、卒業生のMamikoさん、みーちゃんと一緒に、前日と同じパブへ行きました。同じアロマセラピストで、「イギリス好き、海外好き」ですから、話すことは尽きません。

私はこれまで色々な国で自然療法の勉強をしましたが、海外で働いた経験はないのです。ですから、豪華SPAで働いているMamikoさん、とっても羨ましいな! 今しかできないことをたくさん経験し、セラピストとして、色々な経験を積んで来ていただきたいです。

 

カンファレンス2日目 ハーブウォーク

ジュリー・ブルトン・シール氏、旦那さんのマシュー氏と

薬用植物園の中で行われるカンファレンスの2日目のプログラムは、講演者の一人でメディカルハーバリストのジュリー・ブルトン・シール氏とその旦那さんのマシュー氏がガイドを務めてくれるという、豪華なハーブウォークです。

 

この広大な薬用植物園の中は、気にせず通り過ぎてしまいそうな、足元に生えている草花や、その辺りに普通に生えている木も、薬用植物ばかり。生きている植物について学ぶ絶好のチャンスなのです。たくさんの植物について学びましたが、その一部をご紹介します。

デイジー

こちらの白い花は、デイジー(ひなぎく)です。Day's Eye が由来で、太陽の光に照らされると開く、かわいい花。

昔から、咳に良い薬用植物として知られています。また、浸出油にすると、痛みや打撲にも有効で、アルニカと同じような効果があるのだそうです。

サラダにして食べることもできるそうですよ。

 

ゼラニウム

この紫の美しい花は、ゼラニウム。

精油として使うゼラニウムは、学名がPelargonium(テンジクアオイ属)ですが、こちらは学名がGeranium(フウロウソウ属)で、別の植物です。ちょっと紛らわしいですよね。

このゼラニウムは、素晴らしい収斂作用があるため、静脈瘤などにも使えるのだそうです。

 

バターカップ

こちらの黄色い花は、バターカップ(キンポウゲ)。

花びらを喉元に当てて、皮膚が黄色く見える人は「バターが好き」と言われているのだそうです。

トリカブトと同じ科に属し、毒性があるのですが、フラワーエッセンスとして使うと、スピリットを高め、子供の不安症状に効果的とのことでした。

 

セントジョーンズワート

こちらは、浸出油でお馴染みの、セントジョーンズワートの葉っぱ。

日光にかざすと、赤い分泌腺が見えます。このオイルが、鬱などの精神症状に良いと言われているのです。

 

赤いポピー

この赤いポピーの花は、過敏性大腸など、腸の問題に良いのだそうです。

同じポピーでもオレンジ色のカリフォルニアポピーは、睡眠障害に使うというように、色によって効能も違うとは、興味深いですね。

 

レディスリッパ―

このピンクの大きな花は、ランの仲間でレディスリッパーと言います。

妖精の靴のように見えることからこの名が付けられたそうで、鎮痛作用と抗炎症作用があり、月経痛や筋肉痛に使われるのだそうです。

 

ジュニパー

こちらは、アロマセラピストのおなじみの、ジュニパー。

メディカルハーブの世界でも、アロマセラピーと同様、素晴らしい利尿作用を期待して使うことが多いのだとか。

勿論、香りが良く、味も美味しいため、お酒など飲み物の香りづけ使われることも多いそうです。

 

スコッツパイン

こちらもアロマセラピストがよく使うスコッツパインです。

咳、風邪、インフルエンザなどの呼吸器系の問題に良いということで、こちらも精油と効能は同じですね。

ハニーやビネガー、お酒につけたりすると、とっても美味しい天然のお薬になるのだそうですよ。
植物そのままの香りは、精油とは少し違う、青々とした爽やかな香りでした。

 

アロマセラピストでも、生きている植物そのものに接する機会は意外とないものです。ボタニックガーデンを歩いて、1つ1つの植物をじっくりと観察し、手で触れ、香りを嗅ぎながら、学ぶことは、本当に貴重な機会でした。植物に関するどんな質問も答えてくれるジュリー氏とマシュー氏は、まさに生き字引! 参加者の皆さんからの質問攻めにあっても常に笑顔で答えてくださいました。

植物園の中のカフェでランチを取った後、更にハーブウォークは続き、そのまま自然解散。最後は、英国らしく、リラックスした緩―い感じで2日間のカンファレンスが終了しました。普段は、プロフェッショナルアロマセラピストとしてどこかの現場で働いていらっしゃる皆さんも、のびのびと楽しんでいらっしゃる様子が、海外のカンファレンスらしくてとても印象的でした。

 

おわりに

植物がイキイキと育つこのシーズンに、ボタニックガーデンの中という最高の環境でアロマセラピーや植物に関して学ぶという、最高の体験をさせていただきました。IFPA理事の皆様、スタッフや関係者の皆様、ありがとうございました!

日本では、まだまだ「リラクセーション」という印象が強いアロマセラピーですが、本場英国では、臨床現場でアロマセラピーが導入されて、20年、30年という所も多くあります。今回のカンファレンスでは、プロフェッショナルからの貴重なお話が聴けて、とても勉強になりました。また、講演や内容が素晴らしかったのはもちろんですが、恩師のガブリエル・モージェイ先生にも会え、学びを活かしてアロマセラピストとして活動される卒業生とも交流でき、私自身も、フレッシュな気持ちを思い出し、原点に立ち返ることができました。

これからも、IMSIでアロマセラピーをご指導する講師として、受講生の皆様には、マニュアル通りではなく、植物や愛する心や、ホリスティックに人を診る精神、そして、様々な現場からの生のアロマセラピー情報をタップリとお伝えしていきたいと思います。

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