SEMINARS & EVENTS

●仕事にも家庭にも役立つディエンチャン●
~2016年ディエンチャン顔反射療法アドバンスコース開催報告~
2016年 IMSI学院長 冨野玲子

●忙しい女性に必須のディエンチャン

子どもにも顔へのツボ刺激はテキメン

2001年より自然療法の講師を始めて15年。「頭の中は100%勉強と仕事!」という自分中心の毎日を送っていた私でしたが、2015年9月に出産し、働くママに。生活がガラリと一変する中、私を救ってくれたのは、やはり自然療法でした。

「頭が痛い」「風邪気味」「お腹が痛い」「腰痛」「発熱」などの不調がある時、または、忙しすぎてついイライラしてしまう時、どなたにでもありますよね。そんな時、我が家では自然療法が大活躍。その中でも、顔のツボや反射区を刺激するディエンチャンは、即効性があり、あっという間に気になる症状が解消できるので重宝しています。安全で禁忌の無いこのセラピーは、薬に頼り過ぎない、効果的なケアとして欠かせないものなのです。

 

●タム先生&ティー先生夫妻の来日

ベトナムの理想の共働き夫婦・タム先生とティー先生

2016年のディエンチャン・アドバンスコースの講師は、2人の娘さんを育てながら夫婦でディエンチャンセラピストとして活躍するタム先生とティー先生夫妻。ディエンチャンを活用して、自分の子ども達にはできるだけ解熱剤や抗生物質を使わずにナチュラルな子育てをしていらっしゃるお2人です。

今回、夫妻で1週間の滞在でしたが、「ご家族とお手伝いさんが交代で子ども達を見てくれる」のだそうで、ハネムーンのような気分(?)で、東京にやってきてくださいました。なんだか、理想的な共働きの夫婦みたいで、素敵ですネ。

「きっと、仕事にも家庭にも役立つディエンチャンが学べるはず!」と受講生一同の期待が高まりました。もちろん、私もお2人に聞きたいことが、山ほどあったのです。

その期待は、見事に的中・・・というより、期待以上の素晴らしい内容が満載でした!

 

●ディエンチャンで救急救命

人を救いたい!という想いから生まれたディエンチャン

基礎を柔軟に応用すればどんな状況でも使える

ディエンチャンアドバンスの授業は、ベトナムで行われている救急救命術の紹介から行われました。「自然療法で救命!?」と驚く方もいらっしゃいますが、そもそもディエンチャンとは、医療も物資もない戦火の中、病気になっても病院に行けない状態で「人々を救いたい!」という想いから生まれた自然療法。緊急の場でもできることがたくさんあるのです。

タム先生の父でベトナム医道創始者のチャウ先生や、タム先生の弟のチー先生も、ディエンチャンで命を救われた経験をお持ちなのだとか。果物で喉を詰まらせた話や、誤って針を飲んでしまった話など・・・、経験談に基づいた緊急時の対応を学びました。

また、ティー先生が妊娠中の時、タム先生が流産の危機をディエンチャンで救った具体的な手法をお聞きしました。使ったのは、シンプルなディエンチャンの道具「ツボ探し棒」と、なんと「ヘアドライヤー」。基本を柔軟に応用すれば、どんな状況でも使えるのがディエンチャンです。

 

●難しい病であっても、病名に惑わされない

ディエンチャンの実習風景1

ディエンチャンの実習風景2

ディエンチャンの実習風景3

ディエンチャンの実習風景4

ディエンチャン・アドバンスコースは、正に、ライブのよう。受講生から飛び出した質問に、タム先生がベトナムでの実例も挙げながら、ディエンチャンのケアを紹介していきます。

がん、パーキンソン病、内分泌疾患、自己免疫疾患、双極性障害、むずむず足症候群、アルコール性肝機能障害、逆流性食道炎、高血圧、骨折、掌蹠膿疱症、リンパ脈管筋腫症(LAM)など。100万人に数名という珍しい病気についての質問も飛び出しました。

「大切なのは、病名に惑わされないこと。病名は、人間が付けたものであって、身体が付けたものではない。」

「自然療法は、病気に対して行われるのではなく、人に対して行うべきである。身体は、自然に不調を正常に近づけようとするが、ディエンチャンの施術はそのお手伝いをする」「自然治癒力を高め、自分の力で健康になるためのセラピーは、重い病気でも、軽い症状でも、基本の考え方やケアは一緒。相手の反応をよく見ること、体の声を聞くこと。」

タム先生の深いお言葉に、受講生の皆さん、深く頷いていました。ディエンチャンの智恵を通して自然療法の神髄を学び、皆さん、セラピストとしての自信が付いたのではないでしょうか。

 

●大切なことは、基本原則に忠実であること

基礎が大切!

どんな病名を言われても、スラスラと対処法を教えてくれるタム先生。でも、ディエンチャンは、薬や手術といった医学でもなければ、マジックでもありません。東洋医学をベースとした自然療法の基本原則を応用させていく、非常にシンプルな自然療法なのです。

「この東京・渋谷区の中には、何万もの家があって、ドアがあって、それぞれの鍵とか鍵穴があります。ある時、鍵を失くして、鍵屋さんを呼ぶことになりますが、鍵屋が使う道具は何万種類もあるわけではなく、いくつかの道具組み合わせて、全てのドアを開けることができます。

基礎コースで勉強するディエンチャンの11の基本原則も、鍵屋の道具と同じです。世の中にはたくさんの人がいて、病気の種類も何千・何万もありますが、私たちは、この11個の原則で、どんな人にでもアプローチすることができるのです」。

シンプルな施術の中に、たくさんの深すぎる理論があること、タム先生から改めて学びました。皆さん、一生懸命に基礎コースのテキストをめくって、内容を確認されていました。基礎の中に、大切な原則、たくさん学びましたよね。

 

●セラピストは、自分自身が健康で若々しく!

顔面神経麻痺のフォーミュラ

美容にも効果絶大!

アドバンスコースでは、基礎コースの内容に加えて、「内分泌」「脳神経」などの西洋医学的なフォーミュラや、「気を上げる」「下げる」といった東洋医学的なフォーミュラ、そして「解毒」「抵抗力をあげる」といった体質に対するフォーミュラ、「痒み」「痛み」といった感覚へのケアなど、様々なツボのフォーミュラを追加していきます。

もちろん、学んだらすぐに実践。皆さん、ツボを取るのもとても早く、正確になってきましたよ。

受講生の皆さん、クライアントさんや家族を健康に導くための、たくさんの鍵を手に入れています。

美容に興味のある生徒さんも多数。「セラピストは、自分が健康で、若々しくなければ!」と考えるのも当然ですよね。ティー先生の、美と健康の秘訣、ほうれい線や、たるみのケアなども披露されました。ディエンチャンがあれば、高級化粧品も必要ありません(笑)!

 

●自然療法で夢を叶えてイキイキと!

健康でイキイキと幸せであるべき!

2016年に誕生したディエンチャンセラピストの皆さま

2016年も、多くのディエンチャンセラピストが誕生しました。既に、何名ものセラピストさんより、「自然療法サロン開業を果たしました!」「家族、友人、周りの方にディエンチャンを実践して、多くの素晴らしい結果を出しています!」「自分自身の長年の悩みが解決された!」など、数えきれないほどの報告を頂いています。

セラピストになるということは、自分自身が健康で幸せでなくてはなりません。そして更に、その健康と幸せをお裾分けしていく人なのです。IMSIで自然療法を学ぶ皆さんが、益々若々しく、健康で、幸せでありますように!!!

「ディエンチャンの次の開講はいつ?」と、早くも次回の開催を期待する声が聞こえてきましたよ。 基礎コースは、2017年1月より開催、アドバンスコースは2017年もタム先生、ティー先生夫妻が12月に来日予定です。 最新情報はIMSI のウェブサイトやブログ、メルマガ、フェイスブックなどをご確認くださいね!


ベトナム医道ディエンチャン顔反射療法ディプロマ基礎コースはこちら
http://www.imsi.co.jp/course/dienchan/diploma.html

オープンキャンパス(体験会)はこちらから
http://www.imsi.co.jp/session/session_03.html

 
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