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●大切な人を元気にしてあげられる!美と健康のための顔セラピー●
~2018年ディエンチャン顔反射療法アドバンスコース開催報告~
2018年(IMSI学院長 冨野玲子)

2018年11月、今年もベトナム医道センターより、タム先生&ティー先生のコンビが元気に来日しました。タム先生夫妻によるアドバンスコースは今年で3回目。

日本が大好きな夫妻は、6連続の授業の前に、1日だけのOFFを取り、鎌倉へ行きました。11月22日、日本の「いい夫婦の日」が結婚記念日のお二人、今年はナント結婚10周年なのだそうです!本当に、羨ましいくらい仲の良いカップルです。

すっかりリフレッシュして、ディエンチャンアドバンスコースが始まりました。

今年も日本全国からたくさんの受講生さんが、本場のディエンチャンを学びに集まってくださいました。初めて北海道からの参加もあり、ディエンチャンが全国規模で広がっています。

 

《Day1》

不妊のケア

ディエンチャンアドバンスは、一応公式テキストはありますが、ライブのように、先生のトークが広がっていくのが特長です。

「ディエンチャンのケアで不妊を克服した!」という通訳さんの自己紹介から、不妊のケアのお話が始まりました。不妊には、まずは身体を温めることが重要であるため、まずは、陽の気をあげる様々なツボが紹介されました。

食べ物も大切な要素です。日本のマクロビオティックとは少し違う、ベトナム医道センターによる食べ物の陰陽の解説もありました。

理論よりも、身体への作用、感じ方を重んじるのがベトナム医道センターの考え方です。また、不妊には目のケアも欠かせません。なぜなら、ディエンチャンでは目は卵巣の反射区だからです。

 

生きたツボ探し

タム先生から、突然の抜き打ちの技術チェックが入りました! 基礎コースの内容の中で、最も基本的で重要な「生きたツボ探し」です。自己流になっている人も多数いらっしゃって、タム先生から細かく修正が入りました。「強く押したら痛い」「軽く押したら痛くない」のが当たり前ですが、生きたツボとは「軽く押しているのに痛い!」ところ。ここが、気血の滞りがある部位なのです。宝探しのように、ゆっくり、じっくりと探すのが基本です。

 

パーキンソン病/ 更年期障害 /冷えと生理痛 /うつ /静脈瘤

ディエンチャンアドバンスの特徴は、家族や友人などを連れてきて良いことです。午後は、受講生のお父様がモデルになってくださり、パーキンソン病のケアが紹介されました。

難病ですから「治す」ことは難しくても、症状の緩和には十分役立てることが可能だそうです。施術は、神経系に対する様々なフォーミュラ(ツボのグループ)、頭皮や背中のテクニックを使っていきました。

施術を受けたお父様の背中がシャンとして、明るい顔色で笑顔になったのが印象的でした! 娘さんに施術してもらえるお父様は、幸せですね!

更年期障害のクライアントへのケアでは、様々な内分泌に関するケアが紹介されたほか、更年期にともなう不快な症状への対処法なども学びました。

そのほか、不眠、月経痛、うつ病、痔、静脈瘤など・・・、様々な症状に対して、陰陽の観点からの解説もありました。

東洋医学の理論を活用して根本から改善しながらも、不快な症状をケアする即効性もある、そんな二面性が、ディエンチャンの良い所です。

 

《Day2》

救急救命に使える背中のケア

ディエンチャンは、主に顔への施術を行いますが、背中は「第二の顔」として、とても重要視しています。慢性症状がある方は、背中の滞りが多くあるのだそうです。この手法は、救急救命にも、慢性症状のケアにもどちらにも使うことが可能です。なんと、流産しかけたティー先生を救ったテクニックなのだそうですよ。「コリほぐし棒」という道具を使い、重要な6つのラインを刺激してきます。同じ圧で刺激をしても、敏感に感じる部位があるのです。それが、「生きたツボ」であり、滞りのある部位を教えてくれます。

タム先生によると、「家が古くてボロボロであれば、雨漏りの穴を塞ぐだけではなく、根本的な土台や柱の修理が必要。背骨へのアプローチは、家の土台や柱を修理するようなもので、どんな病気や症状にも対応できるテクニック」だそうです。この手法は、病院へ行っても原因が分からない不調にも適用可能だそうで、ベトナムでは原因不明の病に苦しむ患者さんを救ってきたのだそうです。

脳神経のツボ /顔面神経麻痺 /三叉神経痛

脳の下部から出ている脳神経は、体の外側から実際に触れることはできないため、対応するツボを使ってアプローチします。視神経、嗅神経、動眼神経・・・と、一つ一つの脳神経の働きを確認しながら、ツボの正しい位置にシールを貼る実習を行いました。
脳神経の問題でも、特に三叉神経痛と顔面神経麻痺は、よく見られるトラブルですから、その対処法をしっかりと習得しました。顔面神経麻痺へのアプローチは、そうでない人が行うと、顔のリフトアップになります! 皆さん、真剣に実習されていました。

内分泌/ 糖尿病/ 甲状腺機能障害

糖尿病や甲状腺機能障害、更年期障害など、特定の内分泌線の問題に加えて、「なんとなくホルモンバランスの不調・・」といった場合にも適用できる内分泌系全般をケアするフォーミュが紹介されました。
ディエンチャンは、ほかの療法とも親和性のあるセラピー。「西洋医学の知識を活用して、施術はディエンチャンで行う」といったことも可能なのです。もちろん、インスリン投与中の方、ホルモン補充療法を受けている方も安全に施術が行えます。

陰陽気功

ディエンチャン顔反射療法創始者のブイ・クォック・チャウ教授が最初に創始したセラピーは、「陰陽気功」なのです。この気功法を実践した所、頭が冴え渡り、クリエイティブになって、ディエンチャンの開発に辿り着いたのだとか。この陰陽気功がタム先生から伝授され、皆さんで実践しました。その名の通り、身体を温かくして活性化したり(陽の気功)、リラックスしてクールダウンしたり(陰の気功)と、思いのままに陰陽のバランスが取れる気功です。
動きはシンプルですが、イマジネーションが要求されるこの気功。うまくいった方は、1回目から身体がポカポカしたり、涼しくなったりましたよ。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群へのケアは、なんと、前日に学んだ8リンパと、本日学んだ背中のケアのコンビネーションで対応できるそうです! 様々な病気に対して1つの手法を使い、1つの病気に対して様々な手法を使っていくディエンチャン。その奥深さに、皆さんの興味が益々深まりした。

《Day3》

麻痺/ 血栓・内出血/ 静脈瘤

「ディエンチャンの施術者の皆さんは、よく寝て、よく食べて、いつも元気ですね!」という、タム先生の元気な挨拶から始まりました。この夫婦、本当にいつも元気でニコニコご機嫌、セラピストの見本のようなカップルです。

さて、Day3は、麻痺の話から始まって、血栓、内出血など、どんどん話が展開し、静脈瘤のケアのデモンストレーションが行われました。脚に直接ローラーをかけて、循環を良くしていきます。

「ストッキングは脱いでしまうと効果がなくなってしまうが、ディエンチャンのローラーは、効果が長続き!」だそうです。デモンストレーションを受けた受講生さんも、脚が温かくなったと喜んでいらっしゃいました。

 

高血圧

血圧を下げるためには、日々の顔のセルフケアがおすすめです。道具を使わず、朝起きた時に指でなぞるだけ。

簡単すぎますね!

血圧が少し高めという場合は、これだけでも大変効果があるそうです。

もちろん、危険なほどの高血圧は、薬でコントロールするのも1つの手ですが、ディエンチャンは、薬との併用も安全・安心なメソッドなのです。

 

利尿/ 頻尿のケア/ 便秘のケア

様々な症状のケアに用いられる、顔のツボについて学びました。利尿のツボ、頻尿を抑えるツボ、便秘のケア、または急にトイレに行きたくなって困ったときの対処法・・・。日々の健康増進にも、困ったときの対処法にも、どちらも使えるのが顔ツボの嬉しいところです。タム先生とティー先生のお子さんが便秘で困っていたとき、教科書通りにやってもうまくいかなかったので、東洋医学で大切な臓器、脾・肝・腎を強化するフォーミュラを考えて実践したところ、3日で解消されたのだそうです!
このように、教科書通りに行うのではなく、クリエイティブに、自分で新しいやり方を創り出すことができるのも、ディエンチャンの特徴です。

 

胆石/ 腎石/ 筋腫

胆石、腎石、筋腫など、固まりを解消するための「色塗り」というテクニックも紹介されました。その名の通り、シャカシャカと色鉛筆で塗をするような技術です。
ベトナムでは、胆嚢を取らなくてはならないほどの胆石が、とってもシンプルなこの施術で解消されたとか、寄生虫にも効果があったとか、たくさんの症例をお聴きすることができました。胸の嚢胞がディエンチャンで消えてしまった女性は、医師に「あなたは双子の姉妹ではないか?」と疑われたそうです!

 

起立性調節障害

受講生の娘さんが、モデルさんとして来てくださいました。「お母さんが治してくれるから、大丈夫!」というタム先生の心強い言葉に、一同ウンウンと頷きながら施術を見守りました。

専門家にかかるよりも、家族からの温かいケアが一番効果的なのですね。

タム先生が背中のコリをほぐすだけで、パッと顔が明るくなりました。

 

良くなる人は、笑う人!

ほかにも、子宮筋腫、止血、痰の解消、脂肪解消、消炎・消毒など・・・、時間のある限り、たくさんのツボやフォーミュラが紹介されました。

これまで、本当にたくさんのクライアントにディエンチャンの施術をしてきたタム先生の観察によると、同じケアをしても、良くなる人と、そうでない人がいるのだそうです。

良くなる人の特徴は、良く笑う、明るい、ポジティブな人!「楽しくないから、笑えない・・・」というクライアントには、「作り笑いで良いから笑いましょう!」とアドバイスするのだそうです。

クラスでは、受講生の皆さんのナチュラルな、素敵な笑顔が印象的でした。「学んでいても、施術をしていても、とにかく楽しい!」というのも、ディエンチャンの素晴らしいところです。

 

《Day4》

三半規管の問題、不眠、ストレスケアに使える「天羅地網」

「思春期ニキビに良いケアはどれか?」「ブルブル震える痙攣と、筋肉が拘縮する痙攣は、違うフォーミュラを使うのか?」「血圧による目眩と、そうでない目眩の違い」など、受講生さんからたくさんの質問が飛び出します。
同じ症状でも、たくさんの選択肢があるのがディエンチャンの特徴。学べば学ぶほど、技の引き出しが増えていき、迷いや悩みも多くなってきますが、どんな質問にもにこやかに、丁寧に答えてくれるタム先生です。「天羅地網」という、総合フォーミュラが紹介されました。これは、首から上の症状に使われる総合フォーミュラで、ベトナムでは、三半規管の問題、不眠、ストレス、頭痛、偏頭痛、軽い風邪、脳の虚血、パーキンソン、統合失調症、副鼻腔炎、アレルギー鼻炎・花粉症、副鼻腔炎などの改善が報告されているのです。実習では、この総合フォーミュラのツボ押しとシール貼りを行いました。

 

ディエンチャンの遠隔ケア

東洋医学は「気」の医学。ディエンチャンでは、旦那さんの代わりに来た奥さんに施術をしたり、小さな赤ちゃんの代わりに母親に施術をしたり、遠隔でのケアをすることもあるのだそうです。
「この世界でもっとも大きなエネルギーは、愛」というタム先生。相手が、外国に行っていても、月に行っていても、相手が人間ではなく、魚であっても、蟻であっても(!)この遠隔のディエンチャンは可能なのだそうです。この遠隔のケアは、特別なトレーニングを積んだり、強く念じたりする必要がなく、誰でも簡単にできるのも特徴です。もちろん、笑う人もいますが、信じるかどうかは、まずやってみないとわかりません。

 

東洋医学の理論の応用

鍼灸師であるチャウ先生は、ディエンチャン黎明期には、鍼灸師が鍼をさす経穴を選ぶような方法で、ディエンチャンのツボも選んできたのでしょう。伝統的な東洋医学理論である陰陽五行、相生と相克関係、五臓六腑、時間と臓腑の関係、五臓と器官の関係などの理論から、ツボや反射区を選ぶことも可能です。それが、現在では、現在では、約40年の経験から培ったたくさんのフォーミュラに発展してきたのです。
「大切なのは、まずやってみること、そして、観察して、柔軟に変えていくこと」このタム先生からのメッセージは、ディエンチャンの施術のみならず、私たちの人生のたくさんのことに応用できますね!

 

《Day5》

妊産婦/ 認知症/ ADHD・自閉症・知的障害など

この日は、受講生の皆さんから頂いたご質問に、片っ端からタム先生が答えていきました。施術の経験をかなり積んでいらっしゃる卒業生さんの再受講もあり、とってもクリニカルな1日でしたが、教室の雰囲気は、いつも笑顔に溢れています。

ディエンチャンは、ベトナムでも妊産婦のケアに活用されています。妊娠初期には鼻と口の周りは刺激しないなど注意点もありますが、背中や手、耳への施術は安全で、疲労回復などに効果的なのだそうです。

認知症ケアでは、頭に陽のローラーをかけるだけで、徘徊していたお爺ちゃんが普通の生活を送れるようになったのだとか。脳を活性化させるディエンチャンは、ADHD、発達障がい、知的障がい、統合失調症にも良い結果が報告されています。

「ディエンチャンを知っていれば、たくさんの人を救える! 世界に貢献できる!」というタム先生の力強い言葉に、一同深く頷いていました。

 

痩せるツボ/ リウマチ/ シェーグレン症候群/ 甲状腺機能亢進症/ 脳性麻痺/ 脊脊椎管狭窄症/ 捻挫/ アトピー性皮膚炎/ 胃炎/ 捻挫

「痩せたい!」という質問には、たくさんのツボを素早く押すテクニックが披露されました。ベトナムでは、貧しかった頃は、人々は皆、痩せていたけれども、豊かになるにつれて肥満も問題になってきているのです。

「難しそう!だけど、覚えなきゃ!!」と、皆さん、真剣そのものです。「これだけで良いの?」というシンプルなケアから、20箇所以上のツボを素早く押す熟練テクニックまで、ポンポンと技が飛び出すタム先生の講義は、まるでディエンチャン劇場です。

このほか、リウマチ、シェーグレン症候群、甲状腺機能亢進症、脳性麻痺、脊脊椎管狭窄症、捻挫、アトピー性皮膚炎、胃炎など・・・、時間のある限り、ベトナムでの症例も交えながらディエンチャンのケアが紹介されました。

捻挫は、西洋医学の常識では「冷やす」ですが、ディエンチャンでは棒灸を使い温めます。何故かって・・・? それは、まずやってみることが大切です。

従来のケアでは10日ほどかかる酷い捻挫でも、ディエンチャンでは3日で9割は軽減すると、自信タップリのタム先生でした。

 

不整脈/ ペースメーカーを装着している方へのケア/ 心疾患

不整脈、ペースメーカーを装着している方へのケア、心疾患一般に使えるテクニックは、タム先生によるデモンストレーションが披露されました。

ベトナムでは、人工弁の手術が必要な方が、手術が不要になったという症例もあるそうです。急に倒れたなどの緊急の場合は、顔への線引きに加えて、棒灸が良いそうです。でも、棒灸がない場合は、ドライヤー、タバコ、お線香など、なんでも良いから代わりになるものを探すのだそうです。「これが無ければできない」と諦めることなく、「まずはやってみる!」という前向きな精神、これがディエンチャンの精神です。

ディエンチャンの技術のほかにも、「耳鳴りの人は水を飲み過ぎている人が多い」「アトピーにはシソの葉が良い」「ヌックマムをよく使う人は関節炎になりやすい」「妊婦が酸っぱい物を食べたい時は、オレンジばかりなど1種類ではなく様々な種類を食べるようにすること」など、長年クライアントを観察してきたからこそ出てくるたくさんの小ネタもタップリと聞くことができました。

教科書通りではない、ライブな授業。「メモをとるのに、手が腱鞘炎になった」という受講生さんもいましたが、腱鞘炎のセルフケア法も知っているから、大丈夫ですね。

 

《Day6・最終日》

乾癬/ こむらがえり/ 喘息・喘鳴/ 花粉症などアレルギー

楽しいと時が過ぎるのは「あっという間」ですが、実際には、本当に沢山の内容を学んできました。1日でノート何十ページ分にも及ぶ沢山の内容を学び、まとめるのが大変です!最終日も、沢山の症例についての紹介が行われました。
乾癬は、先日学んだアトピー性皮膚炎のケアと同じ。違う症状でも、同じケアが応用できるのがディエンチャンのシンプルなところです。こむら返りは、顔におけるふくらはぎの反射区を手で擦るだけで、あっという間に治るのだそうです。「早く試したい!こむらがえりにならないかなぁ。」という声も聞こえました。喘鳴や喘息に良いフォーミュラも学びましたが、急な発作の際には、肺の反射区を手でこすりながら、薬の到着(日本なら救急車)を待つのが良いのだそうです。
ベトナムではアレルギー性疾患はとても少ないそうで、「欧州には”花粉症”なんていう病気があるそうですよ」というタム先生の言葉に、一同仰天!「日本人の大半が花粉症ですよ」と言ったら、タム先生が仰天! 日本人とベトナム人、体質的にはそんなに変わらないはずなのに・・・、やはり日本人はストレスを感じやすい民族なので、日頃から神経系のケアが重要なのではないかとおっしゃっていました。

 

眼瞼下垂/ 飛蚊症/ 視力低下/ 白内障/ 緑内障など眼の全般的な症状

眼瞼下垂と飛蚊症の対処法は、受講生さんをモデルにデモンストレーションが行われました。目のツボを丁寧に押した後は、大胆にシールを貼っていきます。お二人とも、とっても目がキラキラになりました!見た目だけでなく、自覚症状としても「目が開いて明るい!」「いつも見えるホコリのようなものが薄くなった!」という変化がすぐに見られました。
このほか、視力低下、白内障、緑内障など、眼の全般的な症状に勧められるケアも学びました。目は生殖器系の反射区でもあります。目を使いすぎている現代人の私たちは、目の病気になっていなくても、時々目のセルフケアをしてあげると良いですよね。

 

顔診断

ホクロやしみ、イボの意味や対処法なども学びました。「ディエンチャン」は「顔診断」という意味ですから、顔に出ている様々なサインを読み取ることが可能なのです。

実際に心臓に不調のある方の顔の心臓の反射区にホクロが集まっていて、皆さん納得されていました。顔の反射区を学べば、自分のウィークポイントを知ることにもつながり、どういうケアをすれば良いのかも自ずとわかってきます。

ある受講生さんは、タムに「あなたは、じっとしていられない性分だ!」と言い当てていましたよ。達人になると、性格まで分かってしまうのですね!

 

子宮内膜症

子宮内膜症へのアプローチは、受講生さんへのデモンストレーションが行われました。 たくさんの理論や方法論があるけれども、昔の船乗りにとっての”星”のように、私たちが一番信頼できる指針とするものは、やっぱり「生きたツボ」!  目の周り(卵巣)や鼻(子宮)、顎(下腹部、子宮)などの丁寧に生きたツボを探っていきながら、身体からの自然な声を聞くことの重要性を確認しました。


「私たちは、ひとつの家族。だから、お互い助け合いましょう。そして、周りの人たち、そして世界に幸せを広げていきましょう」そんなタム先生の言葉でコースが終了しました。受講生さんから先生へ、たくさんの拍手、そして「カムウン、ヘンガップライ(ありがとう。また会いましょう)!」といベトナム語の挨拶がプレゼントされました(朝先生が来る前にこっそり練習したのです)。
受講生の皆様、本当におめでとうございます。6日間にハードなコースでしたが、周りを見渡せば、皆さんお顔がイキイキ、お肌もツルツルに若返っていました。「施術者は、自分自身が明るくポジティブでなければならない。笑うことが大切!」というタム先生の教えを忘れずに、セラピストとしてご活躍ください。そして、たくさんの人たちに、美と健康を分け与えてくださいね。

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